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071115 香嵐渓の「新」待月橋

071115 香嵐渓の「新」待月橋_f0005116_9242133.jpg「関宿の町並み」の記述の途中ですが、愛知県豊田市足助町にある紅葉の名所、香嵐渓付近の仕事に行ってきました。紅葉はもう少し先という感じでしたが、この週末くらいから人で賑わい出すことでしょう。沿道にはいつもの様に渋滞情報のため、「香嵐渓まであと○km」の看板が用意されていました。ところで今年はじめの070218 中馬のひなまつりにて書きましたが、その香嵐渓のシンボルとも言える「待月橋(たいげつきょう)」が、架け替えられて(11月1日が渡り初め)新しくなりました。(ちゃあんと紅葉シーズンまでには出来るんですね。(笑))

写真はその新待月橋のパンフレット(豊田市足助支所発行)ですが、新しい橋は技術の進歩か2つあった橋脚が中央だけの1つになりました。舗道部分は昭和36(1961)年以前のイメージに合わせ、コンクリートから木張り舗装に変わりました。また今回この太鼓橋の勾配は、従来の10%から最大8%に緩和され、幅員も1.9mから3.5mと大幅に広くなって歩き易くなったそうです。(なったそうです、というのは実際には渡っていません。(笑))


071115 香嵐渓の「新」待月橋_f0005116_10482613.jpgまた、その中に橋の歴史写真もあったので少し眺めてみましよう。

巴川には旧来木製の「流れ橋」(橋板部分が洪水時には流れることを前提に造られた橋、イメージはこちらの方のページでしょうか)が架かっていたようで、昭和28年に「待月橋」と命名されました。そのことからして昭和29(1954)年に竣工した新橋(左上写真)から、欄干のある待月橋が出来たと思われます。

写真を見るとなぜか皆さん自転車で渡っていますが、まだ戦後間もなくのことで自転車が、人々の主要な交通手段だったからかもしれません。まあ、今時香嵐渓へ自転車で行けと言われたら、シーズン中の混雑はもっと緩和されることでしょうね。
by ttru_yama | 2007-11-17 09:35 | お出かけ
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