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070311 弥生3月のおまけ旅

070311 弥生3月のおまけ旅_f0005116_22402986.jpg東京での旅の続き話ですが、ぶらぶら歩いていますと偶然に、へえ~ここがそうだったの、という場所にぶつかることが時にあります。今回の旅では、この「弥生式土器発掘ゆかりの地」がそれにあたります。まあ記憶をたどれば中学校の歴史で、縄文式土器とか弥生式土器とか、かすかに習ったような気がします。

インターネットでおさらいをしてみると、縄文時代の後に弥生時代(紀元前5世紀中頃から3世紀中頃)が来て、水稲耕作による稲作が開始されたとあります。弥生式土器の特徴としては、単に縄目の有無というよりも、縄文式土器よりも高温で焼かれて硬く、物を貯蔵する壷、煮炊きに使うかめ、食物を盛り付ける鉢や高杯等、より農耕生活に密着した容器なのだそうです。

070311 弥生3月のおまけ旅_f0005116_23314154.jpg昭和61年7月に建てられた、この碑に関連した記事はこちらのページにあるように、弥生式とはこの土器が発見された地の「弥生町」からとっているそうです。この場所は言問い通り(ことといどおり)に面した、東京大学本郷キャンパスの一角にあり、大学の設備にも弥生講堂とか弥生門(写真)という名がつけられています。そして弥生とは文字通り3月のことなのだそうです。

070311 弥生3月のおまけ旅_f0005116_23503823.jpgそして私の向かった先は、弥生美術館(文京区弥生2-4-3)といいます。弥生美術館というよりも、俗に「竹久夢二美術館」といった方が通りがいいのかもしれませんが、もともとは挿絵画家・高畠華宵のコレクションから始まった美術館です。まあ現地にいくまでは美術館の名の弥生の意味も、弥生式土器の事も何も考えずに行ったのですが、3月に訪ねたという弥生続きのお話でした。
by ttru_yama | 2007-03-25 23:21 | へえ~ え
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