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0910-「20世紀少年」の町-235 (南吉生誕101年-88)

帰ってきた「ででむし詩碑」-8
南吉生誕100年-リーフレット-51(2013.10)
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前回の続きになりますが、S26年頃の安城本町通りです。影が長いので夕方の通りを、安城駅駅方向から写した写真のようです。(「写真集 明治大正昭和 安城」より)
下記に前回のまち並みマップを載せましたが、そちらにも「ラジオや」というのがありますので、写真中央にある「稲垣ラジオ商会」かもしれません。ちなみにマップにある左隣の店は、「ふとんや」ではなく「若見屋靴店」が写っています。
(南吉がいた頃とは、10年ほど時代が新しくなっています)
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参考のため、前回のマップを載せておきます。(ことのついでに言えば、このマップの左上の囲み記事にあるのは、「新美南吉に親しむ会」代表の澤田さんです)
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そして本町通りの十字路をマップ上で左に行くと御幸町通りで、写真上で駅は右方向になります。この写真が何年頃とは書かれていませんが、歩いている学生は安城高校生とのことですので、S23年以降(からS30年代?)の写真です。(「写真集 明治大正昭和 安城」より)

この写真には写っていませんが、左端が十字路で角っこに「金魚屋」という果物屋がありました。(マップ参照)
南吉はここで干し柿を買い、チッキで大阪の恋人(中山ちえ)に送ったことがありますが、南吉日記によればS15年2月の始め頃、安城駅にいた牛が汽車に驚いて本町通りを暴走し、この店の陳列棚を壊した事件がありました。

その話は、南吉の「大力の黒牛と貨物列車の話」に取り入れられています。ただ物語の方で、牛が飛び込んだのは床屋になっています。(つづきは、また次回)
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リーフレットの方は、2013.10.4の「ごんの秋まつり」(南吉記念館周辺)です。
0910-「20世紀少年」の町-235 (南吉生誕101年-88)_f0005116_2348549.jpg写真は「ごんの秋まつり」に開催された、「新美南吉の宝探し」の参加シートです。初級から上級まで3種類あり、南吉関連の場所に行って、クイズの解答が書かれた宝箱を探します。そして完成させるとガラガラ抽選機にて、お菓子やシールがもらえました。
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記念館広場では劇団アウトサイダーさんにより、「ごんぎつね」が広場で上演されました。他にはダンス、抽選会などがあり、最後に大きな鍋で「ごんなべ」がふるまわれました。
by ttru_yama | 2014-10-20 23:45 | 新美南吉
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