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0910-「20世紀少年」の町-220 (南吉生誕101年-73)

帰ってきた「ででむし詩碑」-2
南吉生誕100年-リーフレット-36(2013.春?~/2013.7)

0910-「20世紀少年」の町-220 (南吉生誕101年-73)_f0005116_22352752.jpg私が安城市にある「ででむし詩碑」について、興味を持つようになったきっかけは、詩碑巡りをしようと、小野敬子著「新美南吉 詩碑の散歩道」を読んだことから始まります。

その「ででむし詩碑」は表紙カバー写真にも出て来ますが(左写真右上)、「南吉詩碑第1号」(S23.11建立)だけあって、本文の第1章から登場します。

ちなみに「詩碑第2号」は左側の、半田市雁宿公園にある「貝殻碑」(S36.12建立)で、新美南吉顕彰会によって建てられました。(残りの右下写真はずっと後の、河和小学校にある「石何年」碑)

ということで安城市の古くからの南吉ファンは、ででむし詩碑が生誕地の半田市より13年も前に詩碑が出来たことを、少し誇りに思っているようです。

0910-「20世紀少年」の町-220 (南吉生誕101年-73)_f0005116_20164809.jpgもう少し大きい写真ということで、こちらは詩碑が安城高校にあった頃のもの
(2012.11)
です。

左にある小さいのが副碑で、「ででむし詩碑」が昭和54(1979)年3月、この地に移転した後の6月に建てられ、もともと彫りがうすく文字が分かりにくかった主碑の、表面に刻まれた内容を伝えています。(詩の詳細はまた次回に)

そして「詩碑の散歩道」にある「ででむし碑のあらまし」ですが、

①場所 愛知県立安城高等学校
②建立 昭和23(1948).11.20
③寄贈者 安城高女の同僚および教え子有志
④筆蹟 古寺一華(当時の高女書道教官)、出典 「一年詩集の序」詩全文
とあります。

このあたりを、次回からもう少し詳しく見てゆこうと思います。
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0910-「20世紀少年」の町-220 (南吉生誕101年-73)_f0005116_21480195.jpg引き続きリーフレットのほうですが、この貨幣セット「手ぶくろを買いに」は2013.8.25 (南吉生誕100年-28)
に載せてますね。

貨幣セットの中身の詳細も、その中に掲載していますのでよければご覧ください。
0910-「20世紀少年」の町-220 (南吉生誕101年-73)_f0005116_22074383.jpg(あいにくの曇り空で何にも見えませんが)、そういえば今日は七夕でしたね。
ということで昨年7月7日の「南吉さんのほたる祭」のリーフレットです。

私は行ってませんので検索してみましたら「南吉さんのほたる祭は終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。」

というページがありましたので、雨にならず無事開催されたようです。

南吉作品で「ほたる」が出て来るのは「木の祭り」でしょうか。きれいに花が咲いた木を取り巻いて、昼は蝶々の群れが夜にはほたるの群れが集まって、華やかで幻想的な木の祭りが繰り広げられます。


by ttru_yama | 2014-07-07 23:10 | 新美南吉
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