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111011 「はやぶさ/HAYABUSA」-2

111011 「はやぶさ/HAYABUSA」-2_f0005116_943253.jpgちょっと遅れて入場した私は、映画を最初からは観ていませんが、最初のシーンはおそらく西田サン演ずる的場対外協力室長の「はやぶさの講演」に、主人公の大学生・水沢恵こと竹内結子サンが聴きにいくところから始まったと思います。(イメージギャップがあり、初め誰?この人と思って見てました)

その講演後、水沢の宇宙知識に驚いた室長がボランティア要員として、プロジェクトに誘うのです。水沢は亡くなった天文好きの兄の影響でやはり宇宙の好きな女子大生という役どころですが、他の出演者が実在のモデルを演じているのに対して、はやぶさプロジェクトに参加したいろんなボランティアスタッフを総じて演じています。

ですから最初は高島政宏サン演ずるはやぶさのカメラチームにいましたが、時には西田サンに随行して、内之浦の漁協に打ち上げ時期の懇願に行ったり、JAXSAのガイドスタッフ等も演じています。

そこでわが(←いつのまにか「わが」がついていますが) 「20世紀少年」を制作した堤監督です。作品のリアリティーさを追求し、JAXSAの協力のもとに作られた管制室のセット。ここでははやぶさの打ち上げから帰還までの、緊張感・緊迫感・絶望とその後の喜び、そして涙の映像が撮影されました。

監督がいうように「作りたいのは人間のドラマ」というだけあって、出演者もプロジェクト中に描かれる姿だけでなく、ふだんの日常生活の姿まで映し出しています。たとえば普段の飲み会や送別会、亡くなったメンバーの家での弔問シーン。鶴見辰吾サン演ずるイオンエンジンの責任者は、地区町内会の会議の最中に呼び出されてしまいます。

そんなプロジェクトに直接関係無さそうなエピソードが、この映画に別の意味でのリアリティ感を与え、世間離れした世界にいる人たちが、実は私達と同じように生活しているんだという親近感を感じさせてくれます。(少し「ネタバレ」させてしまいましたが、こんな程度ではびくともしない映画だと思っています)

そして最も本物の登場人物にこだわったという佐野史郎サン。(うーむここでページが尽きました。常滑で会った江ちゃんの話もしたいのですが、また次回デス。(笑))
by ttru_yama | 2011-10-22 11:15 | 本・映画・ドラマ
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