お江伝説、蓮台寺(れんだいじ)の続きです。前回お江が「衣掛けの松」に衣を掛け、井戸への投身に見せかけたといいました。
そして(ただし・・はまた次回)ということで終わっていましたが、この衣掛けの松には、関連する話があります。実はこの松のすぐ近くに「あかずの門」というのがあります。
というわけで、こちらが「あかずの門」になりますが、お江はこの門から入ってきて内側からかたく門をとざします。これが「あかずの門」のいわれとなっており、町の歴史ホリオコシ隊さんのブログにこの
記事が乗っています。
その記事を見ていただけば、よくわかると思いますが、「衣掛けの松」と「あかずの門」は
『衣掛の松は後花園天皇がよこした勅使が衣を掛けたというもの、あかずの門はその勅使がくぐったものでそれ以来閉じたままの門となった(別名勅使門)というものです。(大野町史)』という勅使との二重の伝説が投影されています。
まあ、私的にいえば「お江伝説」の方がドラマチックでいいと思うのですが、残念ながら「大河ドラマ」には使われずに終わってしまいましたね。しかし今週の江は、ついに一成はおろか秀勝もうっちゃられ、秀忠と和解し大接近するのでした。いいのか、そんなことで。(いいんです)