では、今から訪ねるエキスポタワーの場所の位置関係を確認しておきましょう。エキスポタワー(127m/写真中央)は万博のランドマーク、シンボルタワーとして、2003年1月頃まではその雄姿を総合案内所の南の丘に見ることができましたが、解体で無くなったため、この写真はHP「
エキスポタワー写真館」さんのページからお借りしています。
「エキスポタワー写真館」さんでは、エキスポタワーの内部や定点観測の写真で、解体の記録をあますところなくつたえてくれていますが、中にはこのブログと関係する、貴重な写真も残されているのです。(タネ明かしまで、それがどんな写真なのか探してみて下さい。「写真館」さんからそれを教えられた私は、ビックリしました・・)
というわけで、実際その丘へ登って途中見上げたイメージ写真を作ってみました。ベースの私の写真に「写真館」さんの写真(
赤枠内)を合成してみました。タワーの位置やサイズ・見え方には多少誤差があるとは思いますが、おおむねこんな見え方だったろうかと想像しています。
階段の右手のポールは開催当時、万国旗が掲揚されていたものです。
後ろを振り返ってみると、北のメイン会場にある「太陽の塔」が正面にみえました。要するに塔とタワーは、南北に向かい合って建っていたのですが、そんな小高い丘の上に当時エキスポタワーがあり、その右手にはエキスポランド(柵の右側)が眺め渡せたのです。
次回はいよいよエキスポタワーのあった、丘の頂上に立ってみたいと思います。「Expo'70 思い出のかけら」に出会えるまで、もうちょっとです。