台風18号凄かったですね。私もその後遺症で豊橋に行かされました。(泣) さて、今日は東京の渋谷駅で見たものを紹介しましょう。渋谷駅といえば、「
090912 HACHI ~約束の犬~」でも紹介した、「忠犬ハチ公」の像です。駅の改札口にも「ハチ公口」があるので、案内板をたどっていけば間違いな「ハチ公前広場」にいくことが出来ます。(笑) そしてハチ公前広場の壁面にあるのが、このハチ公ファミリーレリーフ (タテ4m、ヨコ15m陶板製 平成2年設置)です。もしハチ公にファミリーがいたらというテーマで、中央のハチ公のまわりを大小20匹ほどの秋田犬の家族が取り囲んだデザインになっています。架空でもこれだけファミリーがいれば「HACHI」もさみしくないことでしょうか。
そしてこちらが、「忠犬ハチ公」像です。大正14年5月、飼い主である上野博士が亡くなり、昭和10年3月にハチ公も亡くなりますが、初代「ハチ公像」(銅製)は昭和9年4月に生前のハチ公同席で除幕されました。その初代「ハチ公像」は残念なことに終戦前日(昭和20年8月14日)に、金属供出のため溶かされてしまいました。しかし戦後2代目「ハチ公」像の再建は、その混乱時もかかわらず昭和23年8月に竣工されました。
思えばその日から61年、今年7月7日ことでした。2代目「ハチ公像」は亡き主人と遭遇することになったのです。いえ、正確に言えば主人を演じた異国の映画俳優、リチャード・ギアと、この渋谷駅前で再会を果たしたのでした。