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0910-1005「20世紀少年」の町-32(EXPO'70思い出のかけら-8)

f0005116_20153352.jpgところで「エキスポタワー写真館」さんによれば、フラワーポットは「太陽の塔」のあるメイン会場の「夢の池」と「大地の池」周辺に置かれていたとのことです。そして万博閉幕後、メイン会場の多くは一部の建物や池等を残して整理され、エキスポタワー広場は、その廃資材置き場にもなっていたとのことです。
ということでほんの一部でしたが、フラワーポットの写真が写っていたわけです。(これってスゴクな~い?)と、この偶然に驚いています。全てはこの1枚から始まったのでした。(おまけにフラワーポット内に置かれたであろう植木鉢も写ってます(右端)これも常滑焼?)

f0005116_2029495.jpgせっかくですから事のついでに、これから行く「夢の池」の空撮写真もお借りしちゃいましょう。右手にある建物は今も残る鉄鋼館(現EXPO'70パビリオン)で、中央が「夢の池」です。ちなみに夢の池からニョッキリ出ている数本の塔は、イサム・ノグチ氏による噴水で、一番高いオレンジの噴水(彗星)は高さが33mもあります。


f0005116_20592689.jpgさて、残念ながら現在その「夢の池」は漏水調査のため、水が抜かれていますが、「写真館」さんの写真・資料に、常滑のフラワーポットを描き込んでみました。(芝の上に置きましたが、実際は舗装の上だったかもしれません)
フラワーポットは図面上、黒く点々で描かれた箇所に2基づつ置かれていたようで、実際には植木鉢の花がいけてあったわけです。
万博は3月から9月まで開催されたので、いけられた花は「パンジー、デージー、プリムラ、チューリップ」、「きんぎょそう、ベゴニア、ペチュニア」、「サルビア、まつばぼたん、ランタナ」等があったようです。立場上、手前味噌ですが、フラワーポットのシンプルな茶褐色がアクセントとなって、さぞ花々を引き立たせたように思われます。

さて、長々と進めてきた「EXPO'70思い出のかけら」ですが、これにて終了です。本当はオッチョやヨシツネが炎天下並んだという、「月の石」を展示していたアメリカ館跡(閉幕後撤去済)の、森林に囲まれた現在の様子も伝えたりしたかったのですが、撮りためたデータ消滅アクシデントがあり、それはかないませんでした。しかし、なんとか「写真館」さんのデータは残っていたため、ここまでこぎ着けることが出来ました。ここであらためてご協力に感謝を申し上げます。有難う御座いました。
(この項おわり)
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by ttru_yama | 2010-05-30 21:43 | 「20世紀少年」の町

0910-1005「20世紀少年」の町-31(EXPO'70思い出のかけら-7)

f0005116_017217.jpg仕事がつんでて更新時間もない中だけど、そんな中でも「アリス・イン・ワンダーランド」(3D)を観て気晴らしにはなりました。3Dは動きが速いと目が回るけど、ディズニー映画だからオープニングのシンデレラ城も、落ちて行く白うさぎの穴も、アリスが極大極小化するシーンも楽しめました。

チェシャ猫、3月うさぎはこんなキャラだったとあらためて確認できましたね。おっと「20世紀少年」にも同じ名前で(人間の)「ヤマネ君」がいたけど、この映画では剣をふるって頑張ってました。ところでジョニー・デップは「シザーハンズ」以来、「チャーリーとチョコレート工場」など、どうしてこういう役がハマルことでしょう。

映画は楽しめたけど、デップ演じるマッドハッターがアリスに投げかける、「答えの無いなぞなぞ」<カラス(raven)が書き物机(writing-desk)に似ているのはなぜか?>には頭を悩ませましたが今もってわかりませんね。(笑) 他の方ブログを参考にさせてもらいましたが・・。ホントの答え(ってあるのかな?)をルイス・キャロルに聞いてみたいものです。と、今日はここまで・・。
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f0005116_2333079.jpgさて、もうひとがんばりしてみますか。(笑) 前回、大阪万博・エキスポタワー広場の「月の椅子」の置かれた様子を、想像で合成写真を造ったりしてみました。
ではもう一つのフラワーポットの方も、何とかそんな写真が出来ないものでしょうか・・?。でもそれにはカラーのフラワーポット写真が必要となりますね。

万博から戻ったフラワーポットが1基、「常滑市役所にいっとき置かれていたような・・」という話も聞いたのですが、よくわかりません。・・シカシ!、実はナント!!、「エキスポタワー写真館」さんの写真(参照)にフラワーポットが本の少しですが写っていたのです。(赤矢印部) あの(伏線)写真で気づかれた人はエライ(拍手)、デス。

写真を頂いた時の私は気づかなかったのですが、「写真館」さんから「もしかして・・」の指摘があり、このサイズと独自の色合いを見て、「常滑焼きに間違いない」と確信したのでした。それはまさに、「EXPO'70思い出のかけら」に遭遇した瞬間なのでした。(次回、いよいよ「思い出のかけら」感動?のラストです)
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by ttru_yama | 2010-05-27 00:49 | 「20世紀少年」の町

0910-1005「20世紀少年」の町-30(EXPO'70思い出のかけら-6)

f0005116_8404428.jpgさて「EXPO'70思い出のかけら」に戻ります。写真は「エキスポタワー写真館」さんからお借りしたタワー写真ですが、その広場の周辺に常滑市民族資料館の庭に残っている「月の椅子」を合成してみました。
広場が当時も芝生だったかは判然としませんが、まあこんなイメージで万博を歩き回った人達に、つかの間の安らぎをあたえたことなのでしょう。

民族資料館で頂いた「友の会だより」の記事(1998.09/中野氏)によれば、この椅子を制作したのは常滑の美術家集団、「新紀会」のメンバーだったといいいます。そして「月の椅子」は万博協会から『エキスポタワーの周辺の広場が、あまりにも殺風景なのでベンチを兼ねたような何かができないものか』と相談を受けたものを「新紀会」が受けたものでした。

f0005116_9461044.jpg話は前後します。万博協会から「ベンチ」の話を受けて来たのは、「常滑陶磁器工業組合」の青年部だったのですが、同記事によれば元々万博協会へ売り込みにいったのは、食塩焼きの大型の「フラワーポット」なのでした。
写真(「広報とこなめ」、昭和45年4月号より)は「夢の池」に置かれた「フラワーポット」(池手前にある黒い円柱体)です。

f0005116_1033384.jpgということで私も万博記念公園の案内所にある、公式記録ガイドを見せて頂きました。ここには「プランター」と記載されていますが、写真のようにフラワーポットが、2基セットで置かれていたようです。
「エキスポタワー写真館」さんからも、夢の池周辺の花鉢の配置図やその形状の資料を見せて頂きましたが、池の周囲に他の花鉢とともに「D型」という型名で、常滑焼きのフラワーポットが置かれています。
そして図面によれば、D型は直径が980mm(肉厚80mm)、①高さ1000mm、もしくは②750mmの2種類の土管型花鉢だったようです。こうして常滑焼は大阪万博にて、人々に癒しの空間を提供していたのでした。(資料提供に感謝/つづく)
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by ttru_yama | 2010-05-15 10:44 | 「20世紀少年」の町

0910-1004「20世紀少年」の町-29(常滑・山車まつり-4)

(機械の調子の悪いのが体に伝染したのか、連休最後からはお腹の調子が悪く、それでも今日も出勤なのでした。しかし連休後さっそうと会社に来る人っているのかなぁ。)

f0005116_0543622.jpgところでここが山車がいったん休憩をとる「一木橋/いちき橋」付近です。(赤枠内は一木橋と神明車) 旧常滑地域では、ときおり「切り通し」に橋の架かった風景を見ることがありますが、この一木橋の案内板によれば『大正10(1921)年10月架設された陸橋であらかじめ橋を架け、その下の土を抜く工法で造られた』とあります。


f0005116_012799.jpg次に絵葉書の年代は不明ですが「常滑町第六支団山車」とあるので、昭和29年以前と思われますが(おそらく戦前か)、同じく一木橋を通過する山車を撮った絵葉書をネットで購入しました。
一木橋自体は山車(神明車です)にすっかり隠されていますが、昔もこんな感じで橋への登り坂を曳かれてきて、ここで休憩をとったことなのでしょう。

f0005116_13858.jpg見晴らしの良い一木橋から、山車の曳かれて来た道を振り返って見ましょう。今思えばトヨダヤさんに掲示されてる写真(赤枠内)と比較するには、もう少し道の向こうまで撮っておけば良かったことです。

やきもの散歩道で酒屋を営むトヨダヤさんの店頭には、昔の写真が飾られており常滑の懐かしい風景が見られます。
その写真(昭和30年頃)に写っている煙突は、今では1本あるかどうかぐらいかと思いますが、煙突も含め、道行く牛車、荷車、オート三輪車の姿は貴重な映像です。そういえばこの道を「新道」というのだそうですが、写真の説明文にもただ感謝ですね。そして常滑の山車は今や、「21世紀少年」にも元気よく曳きつがれています。(常滑・山車まつり、これにて終了です)
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by ttru_yama | 2010-05-09 02:19 | 「20世紀少年」の町

0910-1004「20世紀少年」の町-28(常滑・山車まつり-3)

(やれ、うれしや!! 全くトラブル続きで土曜深夜の更新中にモデムが故障し、今交換品が届きました。その間陸の孤島状態で、『あたりまえにつながっているってことの嬉しさ』をひしひし感じています。この連休ほかにもパソコンでしたいことがいっぱいあったけど、どれもネットがつながらないと・・ね。消えたGWを返せ~っ グスン)

f0005116_2234319.jpgさて本題に戻って写真はバスと山車、新旧2つの車のすれ違いシーンです。バスの方は1日乗り放題(500)の市内観光「とことこバス」で、中部国際空港(セントレア)、常滑駅、やきもの散歩道、INAXライブミュージアム、セラモール等を土日祝日に7便が走ります。

祭り時は山車の進行路に交通規制がかかっているのですが、「とことこバス」は規制外のようで、乗り合わせた乗客も珍しい光景に出会えたことでしょう。私にとってもシャッターチャンスで、「とことこバス」自体はよく見かけるものの、いざカメラの準備をした時はすでに走り去っていて、写真に撮るには(停留所で待ち構えてもいない限り)なかなか難しいことでした。

f0005116_1549225.jpgもう1箇所、煙突と山車の写った風景を狙って、やきもの散歩道Aコースの高台にやってきました。
ここは映画「20世紀少年」最終章で、甦った主人公・ケンヂが、町を踏みつぶしてゆく巨大ロボットを、バイクで追いかける途中のショットが撮影された場所の付近で、撮影地には(赤枠内のような)看板があります。
その実際のシーンはもう少し左手にある煙突の背後から撮影され、ロボットにより破壊されてゆく住宅地が映っています。
そしてその場所では同じく最終章で、お面をかぶったためいじめられ、ボコボコにされたヨシツネが「ともだち」と遭遇するシーンの撮影もされています。

左手方向にある一木橋下を目前に、休憩に入ってしまった山車が動き始めるのを待ち構えること30分。屋根と屋根の隙間からやっと山車の姿を望遠で捉えることができました。
その待ち時間、カメラを構えたまま動かない私に、近所のおばあちゃんが声をかけてくれ、話を聞くことが出来ました。九州から常滑の織布工場に働きにきた娘時代のことや、こちらで結婚されたこと、以前向こうの住宅地は竹林だったという昔話をしてくれました。
そして山車は昔と変わらず、この町なみの中を曳かれていきます。
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by ttru_yama | 2010-05-04 15:27 | 「20世紀少年」の町