カテゴリ:何か感じたこと( 3 )

080406 桜の花咲く下で

f0005116_2217884.jpg今年の桜は土曜~次の日曜の間のウィークデイにピークとなってしまい、4月6日の日曜日は最後の花見日和だったようです。そして写真は名古屋市内某所、日曜朝7:30頃の様子です。満開状態に見えますが、実物はだいぶ花びらが落ちて、この春最後の花見客のために頑張って咲いているように見えます。実は付近で1日かんづめ状態の仕事があり、その前に最後の桜でも見ておこうと思って立ち寄ったのでした。


f0005116_22304341.jpgところが立ち寄ったその場所は、うららかな桜をめでるような雰囲気の場所ではなく、ゴミ収集車の騒がしいエンジン音が轟き、作業の人達が散乱するゴミを慌ただしく回収している場所なのでした。収集車は4台ほど連なって、それぞれの車が夥しいゴミをかき集めていました。しかしそれを上回って散乱するゴミは、それだけの作業車の数をもってしても、全くはけて行かない有様でした。

たぶん土曜日まる1日分のゴミなのでしょう。人が集まり夜っぴいて桜の下で宴を催すと、ゴミはこんなに簡単に出るものだと思いました。それほどの大量のゴミでした。それを今日ラストの宴のために早朝から片づけているのです。次の朝にはまた今と同じ状態になっていることでしょう。でも今日1日訪れる人達を気持ちよく迎えるために、朝から片づけているのです。広場ではすでに、ブルーシートに座って陣地取りしている人もいます。

春たけなわの早朝桜の花咲く下、華やかな表舞台の裏にもう一つの世界がある事を知りました。
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by ttru_yama | 2008-04-07 22:47 | 何か感じたこと

070518 駐輪場写真に写っていないもの

f0005116_0372974.jpgとある、駅のホームから見える、駐輪場の昼間の風景です。私はその日駅のホームに立って電車を待っていました。そこへ後ろに二人がやって来て、こんな会話を始めました。地元でなさそうな一人が、「この地域の人は素晴らしいね。」と話しました。「何のことですか?」ともう一人が聞き返します。

「ほら、この駐輪場、自転車があんなにきれいに揃えて、並べてあるじゃない。」と最初の人が言うのです。なるほどホームの先には、新設の無料駐輪場に自転車が、整然と並べられています。(会話を聞く前は気にもしなかった私も、その整然とした整理された姿を見て、これは見事だと思いました。)
すると、地元らしきもう一人が、「あれはシルバーさんが毎朝、きれいに並べ直してるんですよ。」と言いました。なるほど以前私もこの駐輪場が出来る前、小規模な駐輪場で黄色いジャンパー姿の人を見た覚えがあります。

最初に問いかけした人は、「ああ、シルバーさんでしたか・・」と、ちょっと自分の発言が、見込み違いだったことを、照れたように話しました。
私はあらためてこの駐輪場の広さと、自転車の整然とした並びの凄さに見入ってしまいました。そしてこの写真に写ってない隠れた出来事が、広い敷地のあちこちにあった事を感じました。

しばらくして・・そういう見えないものに感謝しつつも、もしもこの風景が、地元でない人が最初に思ったとおりの事だったら、もっともっといいことなんだろうね、と思いました。
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by ttru_yama | 2007-05-19 01:11 | 何か感じたこと

070419 村の鯉のぼり

f0005116_22194560.jpgよく川を跨いで凄い数の鯉のぼりを渡したりしているのを、観光地等で見かけることがあります。でもこの鯉のぼりの場所は、そんな観光地でもないごく普通の山間にありました。普通というより、どちらかといえば過疎化の進む部落です。

たまたま仕事で通りかかって、この鯉のぼりを見かけたのです。最後のコンビニを見てから15kmは過ぎてたでしょう。道沿いにあるのは部落の人しか利用しない様な、昔ながらの商店が一つあるくらい。そんな所で見つけたのがこの鯉のぼりです。

鯉のぼりの数は全部で30くらいなものでしょうか。でも小規模だとて鯉のぼりを渡すには、かなりの人出が要ったはずです。若い人はみんな町に働きに出て行って、昼間はお年寄りばかりの過疎の村。そんな山間にひるがえる鯉のぼりの群れ。通りすがりのこととて、鯉のぼりをあげた意味は聞かなかったけれど、青空の下に舞うあざやかな鯉の群れを見上げていると、部落の人の何か強い思いを感じたひとときでした。
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by ttru_yama | 2007-04-20 22:18 | 何か感じたこと