と、美術館で中途退出スタンプを押してもらって向かったのは、こんな(私には)場違いな茶室でした。この茶室は刈谷市美術館の隣に建つ付属施設で、「
佐喜知庵」と言います。昭和58年6月に美術館と同時に開館した佐喜知庵の名は、明治23(1890)年豊田式木製人力織機を製作した、豊田佐吉から来ていますが、くわしい説明については
こちらのページにあります。というわけで、茶室の作法もわきまえず、写真までとってきたのはこれが為デス。(掟破り!)
美術館の展示との連携企画で、「鮭図」をイメージした練り物のお菓子で、抹茶を一服どうぞというわけですね。
ほら、ちゃあんと「荒縄」もあって、「半身の鮭の向き」もあっているじゃありませんか。お抹茶茶碗は廻してる内に、どこが正面か判らなくなりましたが(笑)、甘くておいしいお菓子には、ほどよい苦さのあたたかい抹茶が最高の組み合わせで、午後のひとときゆったりした時間を過ごす事が出来ました。
呈茶券は美術館事務所で、300円で購入できます。また呈茶時間は午後1:00~3時となっています。