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0910-「20世紀少年」の町-271 (南吉生誕102年-126)

新美南吉-生誕式典(102年)-2(安城編)
帰ってきた「ででむし詩碑」40
f0005116_1635386.jpgいっぽうこちらは「南吉が青春を過ごしたまち」安城の中心部です。昨年までイベントが行われた旧厚生病院跡地では、平成29年度オープン予定の図書情報館を核とした、情報拠点建設工事が真っ最中です。
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駅西駐車場の巨大南吉ウォールペイント前に、今年は「おぢいさんのランプ」の本型ベンチが置かれ除幕式を迎えました。神谷学安城市長は今後も毎年一基ずつ、モニュメントを設置したいと話されました。
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ということで除幕が終わり、さっそくベンチに早川議長、神谷市長、安城高女19回生の大村ひろ子さん、下宿先の当主大見さんが座られ記念写真となりました。

ベンチ背後には、正に「おぢいさんのランプ」の書かれたページが開かれており、ランプの挿絵はこの本の装丁をした棟方志功です。

この本は巽聖歌の世話で、S17年10月に南吉の最初の童話集として出版されました。もちろん安城時代の下宿先で書かれた作品となります。そして「あとがき」には世話になった聖歌のことや、原稿の清書を受け持ってくれた三人の生徒(太田澄さん、山崎美枝子さん、大村ひろ子さん)の名前が出てきます。

今回招かれてスピーチをされた大村さんは、清書させてもらったことを誇りに思ったと話されました。それ以前にお手伝いした「手毬と鉢の子」の原稿では書きなぐったり、校正で入れ違いが入った難しいものでしたが、「おぢいさんのランプ」ではあまり書き直しが無く、内容も面白く一生懸命やらせて頂いたと話されました。
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大村さんが地元ケーブルテレビのインタビューを受けておられたので、ついでに写真を撮らせていただきました。ベンチの裏側はこのように、棟方志功の装丁した本を模した状態となっています。

スピーチの続きですが、大村さんは今も南吉先生の作品が全国で読まれ、特に安城でこのような立派な催しが開催されて、今頃天国で先生はずいぶん喜ばれておられるはず、と話されました。

f0005116_22452920.jpgところで今回の生誕祭のプログラム中に、「新美南吉に親しむ会」さんの『南吉の「夢」~取材メモ「古安城聞書」~』という、安城に明治用水を引こうとした都築弥厚に関する、南吉メモの朗読発表がありました。(写真)

大村さんはこの朗読発表にも触れられ、安城の人たちがこんなにも熱心に、新美先生に寄り添っていてくれることに感動し、今日はその喜びでいっぱいになったと話され、これからも安城の発展を祈りますとスピーチを締めくくられました。
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by ttru_yama | 2015-08-07 23:51 | 新美南吉
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