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0910-「20世紀少年」の町-228 (南吉生誕101年-81)

帰ってきた「ででむし詩碑」-(お休み)
南吉生誕100年-リーフレット-44(2013.7)
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あー、気づけばもう8月も今日で最後、1年前の南吉生誕100年に同期させる計画が、見事1ヶ月遅れ。(当面、帰ってきた「ででむし詩碑」はお休みです)

とはいうものの気になる話は省けませんので、まずは2013.7/30、13:00から雁宿ホールにて繰り返し上映された、アニメ「巳之助の灯り」(チラシ部分は2012年のもの)です。原作はもちろん「おぢいさんのランプ」で、半田市制75周年(H24、2012)に、「おぢいさんのランプ」執筆70周年を記念して制作されました。
またこの日ホールでは半田空の科学館から出張してきた、ミニプラネタリウムの展示体験がありました。
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名鉄半田駅から半田市の施設も入る、クラシティ半田ビルへの連絡通路です。生誕100年の幟がいっぱいで、クラシティでは「生誕100年うちわ(配布用)」も置かれていました。
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いっぽうこちら安城市では、新美南吉絵本大賞で入選した作品(右上の35作品)、からの絵が描かれたラッピングバスが走っています。1号車の絵は「去年の木」で、9号車まであり10号車が南吉写真の入ったバスです。
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そしてこちらが、安城市の生誕百年祭のメイン会場となる、交流広場の入場ゲートです。吊り下げられた南吉さんの絵のウォールペイントは、近くの喫茶店・南吉館の壁(右下部)に描かれています。
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安城市の生誕100年の目玉の一つは、16:30から開催された「南吉モニュメント」の除幕式です。モニュメントは南吉が5年間勤めた安城高女の校舎を模して造られ、内部に当時の南吉や教え子たちの記念写真が飾られており、除幕にあたった神谷市長(右から2人目)は、「南吉の下宿が修復されたこと、商店街がウォールペイントで飾られたこと、「ででむし碑」の移設が済んだこと、合わせて除幕した南吉モニュメントにより、南吉の足跡を見てもらえることを期待しています。」と話されました。
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18:00からは交流広場のステージにて、「誕生日式典」が行われました。式典に先立ち、南吉絵本大賞となり製本された「二匹のかえる」(250冊)と安城の街を紹介したDVD(20点)(が、安城神谷市長より半田榊原市長に贈られました。

両市長は生誕100年を機に、いっそうの安城市-半田市の協力関係を築いていくことを話されました。
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そしてこの後、両市町によりひとつのキャンドルに火がともされ、その火が交流広場のキャンドルにも移されました。これは南吉作品「ひとつの火」の話から来ています。

「わたし」がつけた火は、うしかいのろうそくに、つぎに別の旅人のちょうちんに、そして狐にばかされた子供をさがす村人たちに・・、とひとつの火が人々に渡ってゆくお話です。
(7/30、あと少し話が残りました。また次回です)
by ttru_yama | 2014-08-31 23:50 | 新美南吉
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