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0910-「20世紀少年」の町-167 (南吉生誕100年-29)

「春の電車」-序

さあ、もう9月になろうとしていますが、まだ4月の話です。早く9月に追いつかなくては・・。(気持ちだけ・・笑)

私が勝手に映画「20世紀少年」の町としている、常滑(とこなめ)市の臨海エリアでは、昨日(8/30)でっかいディスカウントストア「コストコ」がオープンし、大賑わいをしたそうですが、見に行く余裕はありません。(でも、まだまだ「20世紀少年」話は、続きがあるのです)

しかし、考えてみれば半田市は常滑市の隣町ですし、南吉も1913年生まれの「20世紀少年」。何といっても知多半島生まれの、いわゆる「郷土の偉人」ですから、このまま「20世紀少年の町」として続けたいと思います。
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ということで今日は、今年4/1にお目見えした、南吉生家の最寄り駅の名鉄「半田口駅」の観光看板、「南吉とごんぎつねのふるさと」(写真は4/3)の話です。
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まず写真左上は、上り名古屋方面の入場口前の看板で、「ごんぎつね」の物語です。右上はその一部分、首に巻きついたうなぎをふりほどこうとしているごんと、それを追いかける兵十です。

次いで上りホームにある看板は、「赤い蝋燭」の物語です。(左下) 猿たちが花火と思って恐れていた蝋燭に、最後に火をつけにいったのは猪でしたね。そして右下は「手ぶくろを買いに」。子狐は無事手ぶくろが買え、母さん狐と再会できたようです。
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そしてこちらは半田・河和方面の下りホーム看板ですが、左上は「おじいさんとランプ」で主人公の「巳之助」がランプを割ってしまう印象的なシーンと、心温まる「牛をつないだ椿の木」の牛と人力車曳きの海藏さんの話、右上は「ごんぎつね」と「でんでんむしのかなしみ」です。

そして下り改札口を出た所にあるのは、「春の電車」の詩のイメージ(左下)です。この詩については、もう少し書いてみたいのでまた次回です。ということで、何やらほんわかとした南吉ワールドの絵を見てきましたが、この絵はイラストレーター・ワキタヨシコさんの作品で、新美南吉記念館のミュージアムショップ「cafe&shop ごんの贈り物」にも大きな壁画(右下)がかかっていたり、メモ帳やクリアファイルなどの南吉グッズが販売されています。

壁画についてはワキタさんのブログに制作課程の様子が載っています。私もこのグッズタンブラーで、いたずらごんの日々を眺めながらアイスコーヒーを飲んで癒されています。
by ttru_yama | 2013-08-31 23:30 | 新美南吉
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