人気ブログランキング | 話題のタグを見る

0910-「20世紀少年」の町-151 (南吉生誕100年-14)

「デルヴォー展」の記事が続いたため、「江ちゃん里帰り」にも戻りたいのですが、「南吉生誕100年」もかなりご無沙汰で、記事が溜まっています。ということで今回から、「20世紀少年」の町-150 南吉生誕100年-13)の続きから始めたいと思います。
0910-「20世紀少年」の町-151 (南吉生誕100年-14)_f0005116_2114924.jpg
ということですが話の都合で、写真はまずJR武豊線半田駅北に静態保存されているSL・C11265の雄姿ですが、ご覧のようにヘッドマークに「新美南吉生誕100年」のプレートをつけています。
武豊線は東海道線開通に先駆け、明治19(1886)年3月1日に開通、半田駅も同日に開業しました。当時の半田駅はこの写真後方(北側)にあったようですが、明治29(1896)年の拡張工事で、現在ある写真手前側の地に移転しました。
0910-「20世紀少年」の町-151 (南吉生誕100年-14)_f0005116_2521943.jpg
そしてこちらが現在の半田駅を南側から撮ったものですが、注目すべきはこの跨線(こせん)橋で、明治29年の移転当時のものがまだ現役で使われているのです。
ですから南吉も、この跨線橋を渡って東京の外国語学校へ向い、結核による喀血で失意の下に帰郷したり、その後には安城高等女学校の教師として、毎朝この半田駅から大府駅経由で安城まで通ったのでした。
0910-「20世紀少年」の町-151 (南吉生誕100年-14)_f0005116_2284331.jpg
さて、その半田駅(写真左奥)から手前東方向に通っている道が、(最近では南吉メルヘン通りともいうそうですが)御幸通りです。
駅前からこの御幸通りを歩きますと信金・銀行、そして商店街へと入ってきて、写真右端に見える半田のおみやげ店「半田物産館」さん前にやってきます。そしてここから前回の「南吉の初恋ショートトーク」の話につながってくるのですが、今回はここまで・・です。(笑)
by ttru_yama | 2013-05-24 23:29 | 新美南吉
<< 0910-「20世紀少年」の町... 1304 ポール・デルヴォー展-5 >>