人気ブログランキング | 話題のタグを見る

0910-1103 「20世紀少年」の町-67(番外編-名古屋市科学館オープン)

0910-1103 「20世紀少年」の町-67(番外編-名古屋市科学館オープン)_f0005116_1727046.jpg番外編が多くて本編がなかなか進みませんが、最近名古屋は開館ラッシュで3/14(火)JR東海の「リニア・鉄道館」がオープン、3/19(土)には名古屋市科学館がオープンし、どちらも仕事休みの関係で開館翌日に訪問することができました。

ということで、まず本日行ってきた科学館の様子です。オープン初日は開館待ちの徹夜組もあったとのことですが、本日も早朝5時以来少しづつ列が出来たようです。昨日のオープンには河村市長も出席しましたが、東日本震災の影響もありセレモニーの吹奏楽は中止で、入館者ともども被災者に黙祷をささげました。また前々日発生した機器障害による、初日のプラネタリウムの上映は中止となり陳謝したそうです。

0910-1103 「20世紀少年」の町-67(番外編-名古屋市科学館オープン)_f0005116_1831279.jpgプラネタリウムの故障は17日夜の試験投影中、一部の星が映らなくなったということで、投影機本体(カールツァイス製)の絞り開閉の制御基板トラブルと同時に、分電盤でもわずかながら発煙があったとのことです。

立ち会うはずのカールツァイス技術者が、震災による本国の指示で帰国してしまったため、ドイツとの電話連絡にて部品を交換し、機器は18日の夜復旧しましたが、原因解明には至らず、19日の本番には間に合わなかったようです。本日も不安材料をかかえながら機器の負荷を考え、上映回数を1日・3回にし、幸か不幸か第1回の初上映に私は立ち会うことが出来たのでした。

0910-1103 「20世紀少年」の町-67(番外編-名古屋市科学館オープン)_f0005116_20285426.jpg11:30からの初上映には報道関係者・科学館関係者も多数臨席したなか、入館者は左右に30度回転出来る真新しいリクライニングシート(350席)に座って、世界最大の35mドームで星空(~銀河宇宙の果てまで)を楽しむ事が出来ました。(光ファイバーによるシャープな光源と、それを捩じることにより恒星の瞬きまでを再現。複数台のコンピュータ制御による全天球をカバーするプロジェクター。星座を表すテンプレートは以前の物を使用とのこと。)

本日のプラネタリウム解説者・毛利さんはまず前日の上映中止を陳謝、次に東日本地震被災者へのご冥福と一日も早い復興を祈られました。こうして名古屋の新しいプラネタリウムの歴史は始まったのでした。(写真は上映後のもの)
by ttru_yama | 2011-03-20 21:12 | 「20世紀少年」の町
<< 0910-1103 「20世紀... 0910-1103 「20世紀... >>