人気ブログランキング | 話題のタグを見る

0910-11 「20世紀少年」の町-7(江南市・遠藤酒店-2)

0910-11 「20世紀少年」の町-7(江南市・遠藤酒店-2)_f0005116_1965445.jpg(常滑って「世界最古」があるらしいということで、先日現地へ行ってきました。う~む、深いぞ常滑!)
さて話の続きですが実際江南市へ行って見ますと、昭和の雰囲気を残した商店街が駅周辺にはたくさん残っています。
「20世紀少年」のロケ地付近でも、漫画家「故・永島慎二」さんの原作をベースに人気グループ「嵐」が主演した、1963年頃の東京を舞台にした「黄色い涙」(2007)の撮影がありました。写真はその撮影で使われた大衆食堂「さかえや」(元衣料品店を改装)で、持ち主のご厚意でそのまま保存されています。


0910-11 「20世紀少年」の町-7(江南市・遠藤酒店-2)_f0005116_19213495.jpgで、こちらが所在地情報が少なく、やっと探しあてた「川松酒店」さんです。実際営業しておられる酒屋さんですから、看板などを掛け替えての撮影はさぞ、場所を提供する側も撮影する側も大変だったことかと思いました。
こうしてケンヂの生家「遠藤酒店」と、その後ロックシンガーの道をあきらめ、店を継いだケンヂが母親の反対を押し切り、コンビニとして再出発した「キングマート」がこの商店街に出現したわけです。(映画で出てくるすべてのキングマートのシーンが、ここで撮影されたわけではないように思います)

0910-11 「20世紀少年」の町-7(江南市・遠藤酒店-2)_f0005116_19465786.jpg現地の「20世紀少年ロケ・掲示板」にロケ風景写真がありました。右手に白く大きなレフ(反射)板が写っています。実際見比べて見ると外観的には「遠藤酒店」の看板だけでほとんどOKって感じですね。
その後の「常滑」ロケ地でも書く予定ですが、映画(第1章)では鼻水タオルの少年「ドンキー」に追われ、ケンヂ、マルオ、ヨシツネが変速ギア付き自転車で、常滑の「庚申堂」前を疾走するシーンの後に、この「遠藤酒店」の場面に切り替わり、左手からケンヂ達が駆け抜けていきます。
店の前にはこも樽が置かれ、夏のシーンなので右手に日よけのヨシズが置かれていましたね。(つづく)
by ttru_yama | 2009-12-13 20:18 | 「20世紀少年」の町
<< 0910-11 「20世紀少年... 0910-11 「20世紀少年... >>